REPORT VOL.01
京都府 桂坂保育園
河合楽器100周年を記念した「ぴあののたね」プロジェクト。
今回お邪魔したのは、京都の豊かな自然に囲まれた園。
子どもたちが自由な発想で描いた「お絵描き」がラッピングされた特別なピアノが、
ついに子どもたちの元へと届けられました。
「もともと音楽が大好きで、子どもたちにもその楽しさを知ってほしいと思っていました」と語る先生。 応募のきっかけは、子どもたちが普段から歌やお絵描きを楽しんでいる日常の中にありました。 ピアノに施されたラッピングの絵は、子どもたちが今まさに夢中になっていること——バスケットボール、お散歩、発表会で担当したシンバルなど——が自由に、伸び伸びと描かれています。
お披露目会当日、ベールを脱いだピアノを前に、先生たちからも「すごい……」と感嘆の声が漏れました。 「実物がどんなものか想像もできず、ずっと待ちわびていました。大人がこれだけ嬉しいなら、子どもたちはもっと驚くだろうなと」。 実際に目にして、触れた子どもたちの笑顔は、これまでの準備が報われた瞬間でした。卒園した子どもたちも久しぶりに集まり、園内は温かな再会の喜びに包まれました。
「悲しい時に癒されたり、頑張りたい時に勇気をもらったり。音楽は人生の豊かさにつながるもの」。 先生たちは、このピアノが単なる楽器以上の存在になることを願っています。 小さいクラスの子たちが「年長さんになったらあのピアノを弾けるんだ」という憧れを抱くシンボルとして。 そして、ここで芽吹いた音楽の種が、10年、20年先の子どもたちの人生を彩り続けることを信じています。